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企業が広告にYouTubeを活用するべき理由 - 株式会社仕掛人

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企業が広告にYouTubeを活用するべき理由

2023.03.30

1.はじめに


Youtubeの利用率は年々増加し、その影響力は強くなっています。動画広告市場も拡大を続け、今後もその成長は続くと予想されています。

 

しかし、企業としてYouTubeに手を出すのは敷居が高いと感じていたり、一体どれくらいの効果があるのか疑問に思っている方も多いかもしれません。

この記事では、YouTubeを活用するべき理由とそのメリット、注意点を紹介します。

 

正しくメリット、注意点を理解し活用していくことが大切です。

2.なぜYouTubeを活用するべきなのか?


YouTubeのメリットを解説する前に、まず前提として知っておくべき事柄が2点があります。

 

・もはや「Web検索」されない時代である

・興味を持たれなければその情報は無いに等しい

次の章で、まずはこの前提を理解していきましょう。

 

もはや「Web検索」されない時代


YouTubeを活用するべき理由の一つとして、現代は「Web検索」がされなくなってきていることが背景にあります。

 

これまでは、何か調べる際にはまず検索サイトにアクセスして情報を得るのが主流でした。

しかし、近年ではSNSで検索するのが検索の第一手段であったり、そもそも検索をしない人の割合がどんどん増えてきています。

HPやネットショップをどんなに工夫しても、そもそも人々がアクセスしないのであれば、十分な集客をすることは難しいでしょう。

 

ユーザーが「情報を受け取りやすい場所」すなわちSNSでの発信が必要不可欠になってきているのです。

 

また、欲しいという欲求が生まれるタイミングも変わってきています。

 

これまでは「欲しいものがあり、その情報を探す」のが主流でしたが、現在は「情報を受け取ってから欲しいという欲求が生まれる」という時代に切り替わってきているのです。

従来

これまでは何らかの刺激(広告等)を受けて「欲しい」という欲求が生まれてから消費者はWeb検索で情報を探しに行っていました。

現在

消費者は必ずしも「ショッピング」目的でSNSを閲覧しているわけではありませんが、暇つぶし中に「良いな」と思った商品の購入を検討するようになっています。

情報を受け取らない限り、欲しいと思うことはできません。

より一層「まずは商品を知ってもらう」必要性があります。

 

 

現代は、誰もが気軽に購入した商品のレビューを発信することが可能です。

そのレビューを見て自分もその商品を買いたくなる、というサイクルが生まれているのです。

 

興味を持たれなければその情報は無いに等しい


個人の関心や嗜好に合わせたコンテンツが表示される「フィルターバブル現象」※1

SNSでは、従来のネットよりもさらにその傾向が強まっています。

 

SNSがファンを囲いやすい仕組み

SNSでは気になるアカウントをフォローし、更新の度に通知を受け取ることができます。

また、フォローせずとも、一度チェックしたアカウントはその後も「おすすめ」にあがりやすくなります。

 

定期的に目にする機会が生まれることで、一度興味を持ったアカウントに対してはより強いファンになりやすく、それ以外の情報はますます目に入りにくくなってきていると言えます。

 

逆に言うと、一度興味関心の輪に入ることができれば、その他の大量の情報の波に流されることなく定期的に情報をキャッチしてもらいやすくなります。

※1 フィルターバブル現象…ユーザーが好むであろう情報のみが表示され、見たくないだろうと思われる情報は遮断されること。ユーザーは「好む情報」の泡(バブル)に囲まれ、それがフィルターとなり、泡の外の情報は無いに等しくなる。

 

 

3.YouTubeの特徴


ここまでの前提で、SNSの必要性は理解できたと思いますが、数あるSNSのなかでもYouTubeのメリットを紹介します。

・情報量の多さ


何といっても一番のメリットは情報量の多さです。

動画は文字の5000倍の情報伝達量があると言われており、1分の動画で伝えられる情報量はWebページの3600ページ分にも相当します。

 

文字や写真だけでは分かりにくい実際の使い方使用感が分かるのは消費者にとって大きな安心になります。

納得してから購入するため「思っていたものと違う」というギャップを減らすこともできます。

・新規顧客へのリーチ


総務省情報通信政策研究所の調査では、「主なソーシャルメディア系サービスの利用率(全年代)」 において、〝YouTube〟が高い割合となっています。

 

YouTubeのユーザー数は、若者に限らず幅広い世代で伸び続けています。

また、日本だけでなく海外でも大きなプラットフォームである為、国内外に関わらず、幅広い世代にPRが可能な媒体です。

 

前述のように、最近では商品を調べる際「検索エンジン」ではなく「YouTube」で検索する人も増えています。

よって、普段動画しか見ない層にも商品を知ってもらうきっかけになります。

 

「検索エンジン」でも検索結果の最初に動画が表示されることも多いため、どちらの層の消費者にも認知されやすくなっています。

 

 

・企業のファンを育成できる


その企業の様子が言葉以外の雰囲気でも伝わりやすく、親しみを感じやすいのがYouTubeのメリットでしょう。

 

定期的な動画更新、また高評価ボタンやコメント欄でコミュニケーションがとれることからも、より視聴者にとって「近い存在」「興味が持てる存在」になり、ファンになってもらいやすくなります。

商品やサービスの紹介だけでなく、採用活動としての効果も期待できます。

 

・マーケティングに役立てられる


TVとは異なり、YouTubeでは毎回動画ごとの結果を分析することができます。

視聴者の年齢や性別、視聴時間などを分析し動画を改善することで、より効果の高いPRができるようになるでしょう。

また、コメント欄の「もっとこんな機能があったらいい」といった商品に対する意見を参考にすることも可能です。

4.企業のYouTube活用法


企業がYouTubeを活用する方法は、大きく分けて二つあります。

 

①企業のYouTubeチャンネルを作る

②YouTuberを起用してPRする

 

①企業のYouTubeチャンネルを作る

こちらはイメージしやすいかと思いますが、文字通り企業公式のYouTubeチャンネルを開設するということです。

一度動画を投稿するとアカウント上に動画がたまっていき、いつでも見返すことができるので、情報の在庫が増え続けいつでも広告を打っている状態になるというメリットがあります。

 

また、チャンネル登録をしてもらえると、定期的に動画に触れるもらうことができるため、長期にわたって安定したファンを作りやすくなります。

デメリットとしてはチャンネルが軌道に乗るまでに時間がかかるため、長期的な視点で運用していくことが必要な点です。

 

また、ただ闇雲に動画を投稿するのではなく、チャンネル成長の為のノウハウと戦略が不可欠となります。

クオリティが低い動画をあげてしまうと、企業のブランディングイメージを損ねることにもなってしまいます。

弊社では法人・企業のYouTubeコンサルも行っている為、お気軽にお問い合わせください。

 

長期的な視点で見ると自社で広告メディアを持つことができるのは大きなメリットになるでしょう。

 

②インフルエンサーを起用してPRしてもらう

 

こちらは企業のアカウントを開設するのではなく、既にYouTubeで活躍しているインフルエンサーにPRを依頼する方法です。

 

メリットとしては、チャンネル成長までに時間をかけずとも、既に特定ジャンルのフォロワーを抱えているインフルエンサーに依頼することで、効果的なPRがすぐに可能だということです。

 

例えば…

ダイエットについての情報を発信しているチャンネルは、既にダイエットに興味のある人たちが大勢フォローしています。

筋トレグッズや低カロリーのスイーツなどを宣伝したい場合、不特定多数の人に向けて宣伝するよりも、既に興味のありそうな人が多く集まっているチャンネルにPRを依頼したほうが効率的に情報を届けることができます。

注意点としては自社の商品やサービスにマッチしたインフルエンサーを選定すること、フォロワー属性を見誤らないことです。

 

例えば女性インフルエンサーだからとコスメのPRを依頼しても、フォロワーはほとんどが男性だった、ということもあります。

 

依頼の度にコストがかかったり、自社でアカウントを持っている場合に比べると情報が溜まっていかないといったデメリットはありますが、キャンペーンの宣伝をしたい、新商品の知名度を上げたいといった時に、より効果的でしょう。

 

自社のアカウントを成長させながら、まだ企業のことを知らない層に向けてもインフルエンサーを起用してPRをするといった二つを組み合わせる方法も効果的です。

 

どちらの方法でも、ノウハウなしに成功させることは難しく、戦略が必要です。

これからYouTubeチャンネルを伸ばしていきたい、インフルエンサーを起用してみたい、といった場合はぜひお問い合わせください。

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