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【集客に繋げる】飲食店YouTube活用方法 - 株式会社仕掛人

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【集客に繋げる】飲食店YouTube活用方法

2025.07.11

飲食店を経営している方で、YouTubeを始めるべきかどうか悩んでいる方は少なくないでしょう。

 

「YouTubeを活用して集客に繋げたい」とは思うものの、どのような内容を発信すればいいのか、何から始めたらよいか分からない、と悩むことも多いのではないでしょうか。

 

本記事では、飲食店がYouTubeを始めるべき理由や、メリット・デメリット、チャンネルを伸ばすためのポイントや成功事例について解説します。

YouTubeを始めようか検討している方、また、すでに開設しているけれど投稿内容に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

 

飲食店がYouTubeを活用するメリット

安価で店の宣伝ができる

YouTubeを活用する一番のメリットは、広告費をかけずに店舗の魅力や料理を発信できることです。

 

一般に、飲食店の広告費の目安は売り上げの5~10%程度と言われています。グルメサイトへの掲載は、無料でできるものもありますが、上位表示させるには有料でのオプションが必要だったりと、競合店の中で目立つためには高額な広告投資が必要とされます。また、継続的に広告を出す必要があるため、費用がかさみやすいというデメリットがあります。

一方でYouTubeは、一度公開されると半永久的に動画が蓄積されていくため、資産になりやすいという特徴があります。高額な機材を用意する必要もなく、スマートフォンのカメラで十分な画質のものが撮れるため、コストをかけずに宣伝を始めることができます。

 

新規顧客の獲得とSNS経由での予約の導線強化
検索サイトからの予約は一般的になってきましたが、先ほども述べたように、上位表示させるにはコストがかかります。YouTubeという店固有のプラットフォームを持っておくことで、興味を持ってくれた人がそのまま予約をできるようにしておけることは大きなメリットです。

また、概要欄にオンラインショップのリンクを貼っておき、YouTubeからオンラインショップの売上をあげている店もあります。

 

 

飲食店成功例

「鮨屋のまさる🍣Masaru」

https://www.youtube.com/@chef__masaru/videos

「鮨屋のまさる🍣Masaru」は、横浜市にある寿司店「江戸前鮨 日ノ出茶屋 横浜」が運営するチャンネルです。

「高級寿司と100円寿司の違い」や「お寿司の業界用語」など、ちょっと気になる話題を、大将のまさるさんと弟子のたくみさんがコント風に紹介していきます。

 

お客さんから質問がある、弟子が答えながらお客さんのお寿司を食べてしまう、大将がそれを注意する、というお決まりの掛け合いがおもしろく、他の動画も見たくなる仕組みがしっかりとできています。コンテンツから人柄が分かりやすいため、他のお店との差別化に成功していると言えるでしょう。

 

王道家公式チャンネル

https://www.youtube.com/@Oudouya_official/videos

「王道家公式チャンネル」は、千葉県の人気ラーメン店「王道家」の公式チャンネルで、家系ラーメンの“本物”を追求し、その魅力や裏側を発信しています。店主自らが登場し、ラーメン作りへのこだわりや家系ラーメンの奥深さ、修業時代のエピソードなどを熱く語ります。テレビなどでは語られないような、業界の裏話や辛口コメントが多く、視聴者は「本物の声」を楽しむことができます。

 

店主のこだわりが伝わってくる動画が多く、「食べに行ってみたい」と思わせるチャンネル運営ができています。また、ラーメン業界を目指す人にも参考になる内容が多く、顧客のみならず、採用にも役立つポイントになっています。

金屋食堂 ちゃんねる

https://www.youtube.com/@kaneya-syokudouChannel/videos

金屋食堂 ちゃんねるは、福岡県朝倉市の「金屋食堂」が運営しているチャンネルです。店の日常や料理の裏側、仕込み風景、包丁さばきなどをリアルに映し出しているのが特徴です。笑わせるようなトークではなく、カウンターに座るお客さんとの会話の様子や、黙々と料理する工程が動画になっており、まるでお店に訪れているかのようなリアルさがあります。

 

別のお店とのコラボイベントを企画したり、その準備段階やイベントの様子をそのまま動画にしているものもあり、新しい挑戦をしている店主を応援したくなるようなチャンネルになっているのも魅力です。

 

ラーメンろたす

https://www.youtube.com/@ramenrotas

 

「ラーメンろたす」は静岡県清水町の人気ラーメン店「ラーメンろたす」が運営しているチャンネルです。

特徴は、「家でもできる簡単ラーメンレシピ」や自店の秘伝スープのレシピまでを動画で公開している点です。また、営業中の様子を目線カメラでリアルに映しているものも人気があります。

 

レシピを公開してしまうと顧客の損失に繋がってしまうのでは、という質問に対し、「レシピを公開したことでお客様は確実に増えており、デメリットは全く感じていない」とのこと。「美味しそう」と思ったら、それを実際に「確認したくなる」のが人、ということで、惜しみなく情報を公開しています。また、YouTubeからオンラインショップへの導線もあり、オンラインショップでの売り上げは以前の30倍以上にもなっているそうです。

 

お肉のおじちゃん 【炭火焼肉あおい】

 

https://www.youtube.com/@nikuoji-sumibiyakinikuaoi

 

「お肉のおじちゃん 【炭火焼肉あおい】」は、長崎県の焼き肉屋、「炭火焼肉あおい」が運営しているチャンネルです。

焼き方や肉の選び方、焼肉業界の裏話など、専門的かつ実践的な情報を店主自らの言葉で分かりやすく解説しています。動画にはご家族も出演しており、家族経営のリアルな日常や、親しみやすさもチャンネルの魅力になっています。

また、インパクトのある肉の塊のサムネイルが目立ち、思わず見たくなるような迫力もポイントです。

 

運営するためのポイント

料理や店の様子を魅力的に伝える
根本的なことですが、飲食店の動画では食欲をそそるようなものに仕上げることが必要不可欠です。 照明やカメラのアングルなどを工夫して、料理のシズル感や色合いを最大限に引き出すことが重要です。せっかくの美味しい料理も、暗かったりぼやけていたら魅力は伝わりません。料理をしながらの撮影は難しさもあるため、試行錯誤が必要です。

 

その店、業界ならではの専門性をアピールする
成功しているチャンネルに共通しているのは、そのお店のこだわりが伝わるようになっているということです。 「こだわりについて語る動画」を出すという意味ではなく、仕込みの作業にそれが表れていたり、お店ならではの手際の良い料理工程がそのまま魅力になっていたりと、たとえその業界では当たり前のことであっても、視聴者にとっては新鮮な映像です。こだわりが伝われば伝わるほど、料理への期待感は高まり、いつか行ってみたいという欲求へと繋がるのです。

 

テーマや世界観を統一する
静かに仕込みの様子を動画にまとめていくチャンネル、スタッフがコント仕立てで紹介していくチャンネルなど、コンセプトはそれぞれですが、その世界観を統一することが大切です。 手当たり次第に見たことのある動画を真似していくのではなく、そのお店の魅力が伝わりやすい方式で、テーマ性を持たせましょう。視聴者は、それを楽しみにそのチャンネルを訪れます。

 

ショート動画も活用する
今からYouTubeを始める場合には、ショート動画の活用も推奨しています。縦型のショート動画は、TikTokにもそのまま流用することができます。 グルメ系のハッシュタグはTikTokの中でも人気があり、非常に拡散されやすいという特徴があります。 フォロワーが少なくても拡散のチャンスが高いTikTokで認知してもらい、長尺で魅力を伝えやすいYouTubeでファンになってもらう。両用することでさらに効果を高めることができます。

 

撮影を考えている方へ

メリットやポイントをまとめてきましたが、普段の業務にプラスして撮影もしていくのは、時間も手間もかかります。

試行錯誤を重ねるあまり、本業の時間を圧迫してしまうと本末転倒となってしまいますよね。

株式会社仕掛人では、チャンネルのコンセプト、アカウントを構築するところから、素材の編集、投稿分析までを一括してサポートすることが可能です。

「始めてみたいけれど、何からしたら良いか分からない」「予算に合わせてピンポイントでの依頼したい」といったお悩み、ご要望にもお応えします。

検討している方は、ぜひ一度、当社にお声がけください。

 

 

 

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